家づくりコラム

You Tube を文字にした記事になります。

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ニュアンスや雰囲気はYou Tubeをご視聴いただいた方が伝わると思います。


今回の動画はアイフルホームの清水と上田による地震対策についてのご紹介です。
主な話題は、最近の地震の被害状況、アイフルホームの建物の耐震性、液状化への対策、繰り返し地震に強い構造の必要性などです。
これから家を建てる人は耐震性を高めることに加え、液状化に対する地盤調査と対策、制震・制振装置の設置などが大切だとしています。
また、地震保険と液状化補償の特約を組み合わせることなどが大切だとしています。

是非 You Tube でもご覧ください。

チャプター① 令和6年能登半島地震の被害とアイフルホームの建物の安全性



最近の地震で被害に遭われた方にお見舞いを述べ、アイフルホームで建てた家の倒壊はなかったが、液状化での損害が出た家があったと報告。地震対策の重要性を訴える。

清水 00:01
皆さんこんにちは!アイフルホームの清水と上田です。今日もよろしくお願いします。今回の地震で被災された方に心からお見舞い申し上げます。私達は金沢市に居るので能登からは離れていますが、それでも大きな揺れで、とても怖かったですよね。

清水 00:36
私の言葉では軽く聞こえてしまうかもしれませんが、私の知り合いも何人か地震を現地で身をもって体験していて。その方の話を聞くと本当に怖いことで。これから家造りをはじめるという方には、ぜひ地震に対しての対策をしてもらいたいなと思いまして、今回は地震の話をしたいと思います。

清水 00:57
確認したところ、弊社で建てた方の住宅の倒壊はなかったということで、一安心ですが・・・。建物は大丈夫だけど液状化現象が原因で断水とか、住宅が少し傾いたということが何軒かありましたので、これから住宅を建てる方は建物はもちろん大事ですが、土地選びや液状化に強い地盤の対策もこれから建てる方はできるよね?

上田 01:40
そうですね。地震のあと問い合わせも増えています。耐震性はもちろんですが、液状化の対策や繰り返し来る大きな揺れに対しても、構造体がダメージを受けにくいような工法を検討する。その三つが大事なところかなと。

チャプター② 耐震性の指標と液状化への対策



耐震性能は耐震等級で表すが、等級が高くても繰り返し地震で崩壊する可能性があるため制震装置等が必要。液状化対策として地盤調査と改良工事が大切。

上田 02:16
1つ目が耐震性。2つ目は液状化対策。3つ目は繰り返しの地震に強い工法。の3つですね。

清水 02:26
まず耐震ですが、耐震についてはすでに動画を見てご存知の方も多いかと思いますが、改めて話すと。

清水 03:43
東日本大震災や熊本の地震でも、耐震等級3で建てたのに何十回、何百回と来る余震で住宅が壊れてしまったということも実際にあったそうなので、今上田くんが言ったように1回目の大きい地震は耐えたけど、その後の何百回の余震にも耐えられる、繰り返しの地震にも耐えられる家造りっていうのが大事ってことだよね?

上田 04:18
そうですね。ニュースで見たことで確認はしてないけど、今回の能登地震では1震度7が13秒遅れで2回来てるらしいです。そういう記事を見ただけで確認してませんけど。震度5もおそらく20回近く起こっていると思うので、本震で家が大丈夫でもその後の余震で壊れないように、その後も住むことが出来るように、しておくことが大切かなって思いますね。

清水 04:55
ちなみに、すでに建ってる家を地震に強くすることもできるのかな?

上田 05:01
耐震補強工事のリフォームができると思いますよ。

清水 05:06
弊社はリフォーム部門もありますから、ご相談いただけたらと思います!

清水 05:11
今、上田くんが話した耐震と制振は、これから家造りする方は検討された方が良いかな。という話ですけど2番目の液状化対策についても教えてもらって良いですか?

上田 05:30
僕は専門家ではないので・・・。

上田 05:34
必ず地盤調査をしてから住宅を建てますけど、地盤調査は何の為かというと、不動沈下で住宅が下がったり、傾いたりしないように、調査結果が軟弱地盤の場合は地盤改良工事をしますが、その地盤調査と一緒に液状化しやすい土地かどうかということも調査することができます。

清水 06:08
その調査をすると、どんなことがわかるんですか?

上田 06:09
そんなに詳しくはないですけど。

上田 06:10
おそらく、その地盤の水位などがある程度わかると思います。地盤沈下を防ぐ地盤改良工事は、電柱のようなコンクリート杭を地中に数十本作ります。その杭は支持層という硬い層まで届かせないケースもあります。それは摩擦杭と言って、杭と杭が埋まってるまわりの層と起こる摩擦によって沈下を防いでいます。一方、液状化対策についての改良工事の場合は、支持層まで杭を届かせる必要があるようです。同じような対策に見えますが、液状化に対する改良工事の方が杭の長さは長くなったりするので、費用は大きくなってしまう可能性が高いです。能登地震の後、液状化が起きてしまったエリアを見に行きましたが、自分の目で見ると液状化対策は費用は掛かりますが、しておいた方が良いと思いましたね。

上田 07:35
市などのマップもあると思いますが、250m間隔で液状化しやすい、しにくいというマップになっていたと思います。過去に建てていただいたお客様のお宅が大丈夫でも、その3件4件隣が液状化の被害に遭ってることもあるので、その物件その物件で調査した方が良いと思いますね。

清水 08:01
砂地の地面、地盤については、地盤改良が必要ないという良い判定が出やすいです。しかし、液状化についての地盤調査の結果は良くない結果が出る可能性があるので、これから家造りする方は対策など検討されると良いと思います。

チャプター③ 地震保険等による資金確保の必要性



地震で全壊しても保険金だけでは復旧できない。液状化の補償特約や全額補償の地震保険を組み合わせることが大切。

上田 08:39
調査料は通常の地盤調査プラス2万円ぐらい。対策が必要になった場合は通常の地盤改良費よりも高額になってしまう可能性はあります。

清水 08:48
弊社だと、特約を付けていくらだっけ?7万円ぐらいだっけ。

上田 08:52
そうですね。震度5強以下の地震での液状化の場合、500万円の補償が出ます。という特約も付けられるので。

清水 09:02
通常の地盤保証は20年ですけど、通常の地盤保証だけだと、液状化は免責事項だよね?なので液状化の対策もやっておくと最大500万円の保証金が出て。でも、500万でも正直足りないと思うので地震保険も併用すれば補修など、万が一のときのお金っていうのは担保できるかな?って。

上田 09:31
あと地震保険も半分までしか出ないんですけど、何社かの保険会社さんは特約付けると100%おりる特約とかもあるので。

清水 09:43
火災保険入ってる人しか地震保険に加入できません。火災保険で例えば3000万入ってたら、その半分の1500万円までしか地震保険に入れないっていう話だよね。

清水 10:09
そういう保険と液状化の特約などを上手く組み合わせることが良いと思います。あくまで万が一の保険なので、保険に多額の費用をかけることも、どうなのかな?と思いますけど。何かあったときに少しでも助けになるように、保険などを検討して家造りを進めていただけたらな。と思いますね。

清水 10:30
地盤調査の会社の方の話だと、地盤調査をして見積を提出するけど、金額が高くてできないという人もたくさんいるって。でもこの話を知っているのと知らないのでは違うと思うので。

清水 11:22
この三つは本当に大事です。耐震も、制振も。等級があるのは、耐震だけかな。

上田 11:31
そうですね。

清水 11:31
耐震等級3にして、制振装置もつけて液状化の調査もやって、その対策もやって。3つともやれば、最高ですけど。これ全部費用が掛かるので。どれを優先するべきかってなったら、何かな?

上田 11:49
災害に対してっていうことなら液状化は大事。

上田 11:55
まず調査してって感じですけど。家が耐震等級3で強くても地盤が崩れると、当然家は傾いてしまいます。液状化の対策と制震装置とか。そういう順番ですかね。

清水 12:13
対策すべて出来れば最高ですけど、皆さんご予算がありますから。その予算の中で失敗しない家造りをって考えたときには、もちろん僕たちにでも良いですし、そういったプロに相談して、信頼できる人に相談しながら、家造りを進めるのが一番良いんじゃないかなと思います。

清水 12:33
こんな感じかな?

上田 12:34
はい!

清水 12:34
はい。皆さん、失敗しない家造りをぜひ進めてください。ありがとうございました!



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