出入りをスマートに!エントリーシステムをとりいれたい
お買い物帰りで両手がふさがっているとき、お子様を抱っこしているとき、家の鍵を出すのがおっくうに感じることはありませんか?
持って出たはずの鍵がなかなか見つからなくて玄関前でごそごそしていませんか?
リモコンやカードでスマートに鍵を開閉できるエントリーシステムが、この面倒を解消します!
LIXIL玄関ドアのエントリーシステムには「CAZAS+」「タッチキー」「システムキー」の3種類があります。
まずは順番に機能を紹介します。
CAZAS+(カザスプラス)
名前の通り、カードをかざしてピッと解錠するシステム「CAZAS+(カザスプラス)」
駅の自動改札やレジの電子決済のようなイメージです。
付属キーの形状はカードキーとキーホルダー型のタグキー(プラスチック製・革製)の2種類。
カードキーはキャッシュカードのような厚さと硬さがあり、定期券入れや財布に入れるのにちょうど良い大きさです。タグキーはキーケースやケータイにつけられるサイズです。
さらにおサイフケータイをキーとして登録することもできますので、ケータイを持っていれば付属キーを持ち歩く必要はなくなります。荷物がすっきりしますね。
玄関ドアには防犯性を上げるために2か所鍵がついており、CAZAS+では一度のかざす操作でこの2箇所の同時施錠・解錠が行えます。
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電気錠を知ろう:カードタイプ【LIXIL】
タッチキー
「タッチキー」は自動車のキーレスエントリーのように、ドアのボタンをタッチするだけで解錠するシステムです。
鍵を取り出す必要はないので、キーはカバンに入れたままでOK。
CAZAS+では「鍵を差して回す」動作が減らせましたが、タッチキーではさらに「鍵を取り出す」という動作が減り、ドア前で立ち止まる時間が大幅に少なくなります。
付属キーはリモコンキー。自動車のリモコンキーと同じくらいの大きさです。
アナログキーを取り付けた、キー付きリモコンもあります。
★タッチキーについてもっと知りたい
電気錠を知ろう:リモコンタイプ【LIXIL】
システムキー
「システムキー」は、ETCレーンのようにドアに近づくだけで解錠するノータッチシステムです。
タッチキーと同じくキーはカバンに入れたままでOKで、取り出す必要はありません。
付属キーはタッチキーと同じくリモコンタイプです。
★システムキーについてもっと知りたい
電気錠を知ろう:ハンズフリータイプ【LIXIL】
各種共通しての機能に「オートロック機能」「キーの再登録機能」があります
■オートロック機能
ドアを閉めると自動的にロックがかかります。鍵のかけ忘れを防ぎ、防犯面でも安心です。
■キーの再登録機能
従来のアナログキーだと鍵の紛失は大問題。シリンダー交換が必要です。
カードキーやリモコンキーの場合は、手持ちのカードキー・リモコンキーを「再登録」することで再登録していないキーは無効になり、紛失したキーで他人に侵入される心配はありません。
こんな方におすすめ
お留守番の多いお子様に
日中大人が家におらず、お子様に鍵を持たせているご家庭も多いのではないでしょうか。
エントリーシステムは、かざすだけ、ボタンを押すだけの操作なのでお子様でも簡単。玄関前にとどまる時間を最小限に抑えられ防犯面でも安心です。
また万が一鍵をなくしてしまっても、なくしたカードキー・タッチキーは無効化することができます。
複数の玄関を使う方に
カードキー・リモコンキーは、複数のドアの鍵として登録することができます。
例えば玄関を別にしている二世帯住宅。
親世帯・子世帯の2つの玄関ドアに同じカードキー・リモコンキーを登録することで、2つの玄関ドアを開け閉めできる鍵になります。
鍵をいくつも持つことがなくなるので管理がラクになりますし、紛失リスクも減らせます。
うっかり締め出しにご注意!
鍵のかけ忘れ対策としてとても便利なオートロックですが、注意したいのは「締め出し」
帰ってきたときにまず鍵ごとカバンを玄関に置き、車に荷物を取りに行ったタイミングで玄関ドアが閉まってしまいオートロック。というパターンで締め出される方が多いようです。
年に1・2回はそんな切羽詰まったご連絡をいただくのですが・・・玄関ドアはカギを持っている人しか開けられません!(泣く泣く窓ガラスを破って入るはめになることも)
オートロック機能はオンオフができますので、心配な方は解除しておくといいかもしれませんね。
またドアの電池切れでカードキー・タッチキーが効かずに入れないパターンもありますので、いざというときのためにアナログキーもすぐ使えるようにしておくと安心です。
少し注意が必要ですが、便利で安心なエントリーシステム。
玄関ドアは単品リフォームもできますので、ぜひ検討してみてください。